アズールレーン一周年記念イベントの一環として配布されていた、山城ちゃんの新衣装を手に入れました。
和洋折衷感、いいですね。
日本国内で描かれる「和装・和服」というのはやはり少し地味め──言い換えれば「実際に普段接するような大人しいデザイン」に落ち着いてしまいやすく、どうしても「かっこいい!」「きれい!」という新しい驚きが得にくい、つまらないデザインにもなってしまいがち。
さらに、場合によっては「日本の伝統的な服飾をすごくよいデザインに描くこと=日本の伝統を誇張して広めようとすること=日本すごい=右翼」というように解釈されることもあり、それを避けるため、キャラクターに和風デザインを取り入れるときは「無難で地味」「厨ニっぽい」など、一歩退くかネタっぽくするかの二極化が激しく、正統派な美しさというのもは追求しにくい部分があります。ドレスのようなアレンジがしにくいのはその典型例ですね。
しかしその点、アズールレーンはもともと中国のゲームなので、日本国内における「和服」へのイメージなどがあまり遵守されません。そのため「きれいでかっこいいドレス+和柄=きれいでかっこいい和柄ドレス」のような足し算もしやすく、こうした魅力的なデザインのキャラクター衣装が出てきやすい状態になっているようにも思います。
こうしたデザインを日本国内でも楽しんで、和柄・和服といったものが持っている魅力を再発見できる機会が増えたらいいですね。